フォト
2016年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

音楽

2010年5月15日 (土)

リンチ・デザインのスピーカーのハナシ

99477009_2 99852791_2 デイヴィッド・リンチが家具の製作に凝っていることは有名なハナシで、実際にcasanostra agプロデュースでリンチ・デザインの家具が売られたりしておりました。最近もよく週末になると「今週末は家具作るんだもんねー」とかツイッターでつぶやいておられます。直近にも、ツイッター経由でリンチ本人によってご覧のような作品が紹介されたりしておりまして、「えっへっへー、こんなの作っちゃったー。見て見てー」ってな感じでヒジョーに微笑ましいとゆーかなんとゆーか(笑)。

Davidlynch_speakers3_2 で、本題はこちらのスピーカーでございます。このスピーカーの原型はJoey Roth氏デザインによるもので、本体はセラミック製。昨年9月に予約が開始されたのですが、かなり評判がよろしいよーです。「そんなら」とゆーことで、Roth氏がいろいろなデザイナーにコラボ企画を呼びかけた結果、リンチ・デザインのスピーカーが実現した次第。展示会ではリンチ自身が作った曲がこのスピーカーで流されていた模様です。

Davidlync_speakers5_2 いやあ、タール&ラッカー塗りの「リンチ・ブラック」を基調に、片方は「インダストリアル」な感じ、もう片方は「ウッド」な感じで、まんまリンチのモチーフやテーマが具現化したという印象を受けますですね。展示用に製作されたワン・オフもので、現在のところ市販の予定があるのかどうかも不明。

このスピーカーで「ぐおんぐおん」なインダストリアル・ノイズを流したりしたら、あなたの部屋もまんまヘンリーのアパートな感じになるかもしれません。そうなればラジエーター・レディがあなたのお部屋を訪れるのも、もうすぐです。ええ、天国ではすべてうまくいきますとも、おそらく、きっと(疲れてるな、オレ)。

2010年4月24日 (土)

手作り楽器でリンチ・サウンド! のハナシ

Thomas Truax氏といえばアメリカの明和電機なヒトっちゅーか、手作りのオリジナル楽器を駆使してワン・マン・バンドな演奏をされる方であります。氏の開発による楽器には「HORNICATOR」やら「BACKBEATER」やら「MOTHER SUPERIOR」等がありますが、名前だけではいったいどのよーな音を出すのかよくわからんかったり(笑)。しかし、チープでありながら同時にダウン・トウ・アースな感覚が漂うTruax氏の演奏には、どこか心惹かれるものがあります。たとえばこんな感じ。

そのTruax氏(troo-aksと発音するそーです)が実はデイヴィッド・リンチのファンであることが、昨年、全世界に向かってカミング・アウトされました。てか、2009年5月にリリースされたアルバムのタイトルが「Songs From the Films of David Lynch」で、それに収録されているのがリンチ作品に登場する数々の曲のカバーであった時点で完全にバレバレなわけですが(笑)。なじょして「Black Tambourine」であるのか、これで納得でありますね。

さて、「Glasgow Music And Film festival」っつーのが毎年イギリスで開催されておりまして、今回のテーマは「デイヴィッド・リンチとジョン・カーペンター」というよくわかるよーなわからないよーな組み合わせでありました。誰だ、こんな趣味性の強い企画立てたヤツは……とーゆーよーな追求はともかくとして(笑)、この映画祭には他のアーチストと混じってThomas Truax氏も招聘され、当然ながらライブでは「Songs From the Films of David Lynch」からの楽曲が演奏されて大盛況だった様子。その際に取材されたTruax氏のコメントが、4月22日付のSTV Entertainmentに掲載されております。

「初めて観たリンチ作品は『イレイザーヘッド』で、14歳かそこらのとき。大学の深夜上映会で観たんだけど、夜中は危ないというので姉と一緒だった」

「で、度肝を抜かれた。そのとき思ったのは、これは親と話し合える類の映画ではないということ。それくらい奇妙な作品だった」

というような邂逅から順調にリンチ作品のファンとして成長したTruax氏は、サーカス団員(!)やクレイ・アニメーター(MTVの「Celebrity Death Match」!)等の経歴をへてCDデビュー後、友人による紹介でリンチ御大と知己を得ます。

「自分のCDを何枚かリンチに手渡したんだけど、そのとき話題になったのは、自分の曲を気にいてくれて映画のなかで使ってもらえたりしたら、どんなに素晴らしいかということだった」

「リンチ作品のなかで使われている曲の選択が素晴らしいことも話した。そのとき、思いついたんだ。作品のなかで使われている曲のカバー・アルバムを作ったら、きっとスゴイぞって」

51vrwh3j1l_ss500__2 うはは、そーゆー経緯で「Songs From the Films of David Lynch」って出来たのね。このCD、現在は英アマゾンでしか手に入らないようで、米アマゾンではMP3のダウンロード販売のみが行われています。日アマゾンでは残念ながらお取り扱いナシ。収録されている曲のリストを挙げておきます。

1. Wicked Game 
2. Twin Peaks (Falling)
3. Baby Please Don't Go
4. Blue Velvet
5. I'm Deranged
6. Audrey's Dance
7. Black Tambourine
8. I Put A Spell On You
9. In Heaven (Lady In The Radiator Song)
10. In Dreams

YouTubeには何曲かこのアルバムからの映像が上がっています。どーぞごたんのーくらはい。

Wicked Game

Audrey's Dance (from Twin Peaks Theme)

I'm Deranged

Blue Velvet/ I put a spell on you

2010年3月20日 (土)

「Dark Night of the Soul」のCDがリリースへ

Darknightofsoul さて、デイヴィッド・リンチとのコラボレーション企画(になるはずだった)Danger MouseのCD「Dark Night of the Soul」っつーのがありまして、リンチ撮影の写真集にこのCDをつけて、限定数発売の予定だったのはご存知のとおり。

ところが、このCDには他レーベルのミュージシャンが参加しており、そことのトラブルを恐れた音楽会社EMIとの調整が頓挫。CD発売が無期延期になっちゃったもんで、「レーベルだけ印刷した生CD」がついた「リンチ撮影の写真集」が発売される結果に。んでもって、「中身の音楽はネットの海のどこかに転がっているから、勝手にダウンロードして生CDに焼いてちょ」という豪快なハナシになりました……というのも、既報のとおり。

ここにきてやっとモロモロの調整がついたらしく、件のCDがめでたく発売される運びとなったという情報が流れております。発売時期はまだ現在のところ確定していませんが、「6月くらいに出せたらいいなあ」というのが担当プロデューサーのコメント。

そりゃ、めでたい。よかった、よかった……なんですが、「生CD付き写真集」を購入した人の処遇は、いったいどーなるんでしょーか? って、大山崎のことなんですが(笑)。まさか購入者にタダでCD配ったりは……してくんないだろうなあ、やっぱ(笑)。

2009年5月 2日 (土)

リンチのプロジェクト、いろいろ取り揃え

本日のdugpa.comネタ。

デイヴィッド・リンチの公式ページで、「インタヴュー・プロジェクト(Interview Project)」なるものの予告がされております。

思えば公式ページで何か立ち上がるのも久々な印象がありますですが、トレイラー映像でのリンチの説明を聞く限りでは、要するにアメリカのあちこちを回って(リンチの弁によれば「70日間で2万マイル」のロード・トリップちゅーことであります)いろんな人にインタヴューをするという、まあ、なんといいますか、タイトルのまんまな企画であるっぽいです。

実際の映像の配信は6月1日から始まるみたいでありますが、上記公式ページでアドレスを登録しておくと、配信スタートとともに連絡がもらえるみたい。というわけで、大山崎も早速ポチっと登録しておきました。

トレイラーには、おそらく実際の映像に登場するのであろう方々がチラリと映っておりますが、どこにでもいるフツーの方々であります。若干、「ジジイ率」が高そうな感じが「ジジババ使いがウマイ」と定評のあるリンチらしいっちゃ、リンチらしいかも。

つい先日もMobyの「Shot In The Back of The Head」のPVが公開され、加えて「Dark Night of the Soul」という音楽プロジェクトの映像を担当するという話も出たばっかりで(こちらは詳細待ち)、いろいろとリンチの活動が始まっている様子で楽しみ。

てなことで、乞うご期待ってことで。

2008年3月 3日 (月)

リンチの新CD「Polish Night Music」発売のおオハナシ

本日じゃないけど、dugpa.comネタ。

「Polish Night Music」と題するデイヴィッド・リンチの新しいCDが3月25日に発売されるそーな。 dugpa.comにはかなり以前から紹介記事が掲載されていて、その後iTuneショップでのオンライン発売だの公式サイトでの発売だのという話があったのだけれど、やっとCDでの一般発売が決まった様子であります。あ、発売はやっぱりリンチの会社であるABSURDAからね。

polishnightmusic

収録されているのは2004年から2006年にかけてリンチの自宅スタジオで収録された4曲で、トータルの収録時間は77分。収録曲名は以下のとおりであります。

01 - Night - city back street 13:29
02 - Night - a landscape with factory 17:41
03 - Night - interiors 26:46
04 - Night - a woman on a dark street corner 18:51

Marek Zebrowskiとのセッションが含まれているらしいのだけど、どの曲だかはちょっとわからず。昨年開催されたパリでの作品展「The Air Is on Fire」でのオープニングでは、リンチがKORGのキーボード弾いて自作曲を披露していたんだが、その楽曲も収録されているのかしらん? ちょっとわかりません。わかったら、また報告することにします。

すでに米アマゾンはもちろん、日アマゾンでも予約可能になっております。日アマゾンでは税込¥1,926也ね。米アマゾンではなぜかジャンルが「サウンド・トラック」になっているのだけど、こりゃ、どーゆーこっちゃ。映画監督がCD出したら、全部「サウンド・トラック」なんスかね? とりあえず日アマゾンでポチっといたんで、届いたらまたレヴューなんか。

2007年9月 2日 (日)

「インランド・エンパイア」のサウンドトラック・アルバムが予約受付開始だそーな

本日のdugpa.comネタ。

「インランド・エンパイア」のサウンドトラックCDの予約受付が、米アマゾンで始まった。発売は9月11日予定で、お値段は$17.98。

IE_soundtruck

収録曲リストは、こんな感じであるらしい。

01 David Lynch "Ghost of Love" 5:30
02 David Lynch "Rabbits Theme" 0:59
03 Mantovani "Colours of My Life" 3:50
04 David Lynch "Woods Variation" 12:19
05 Dave Brubeck "Three To Get Ready" 5:22
06 Boguslaw Schaeffer "Klavier Konzert" 5:26
07 Kroke "The Secrets of Life Tree" 3:27
08 Little Eva "The Locomotion" 2:24
09 David Lynch "BBQ Theme" 2:58
10 Krzysztof Penderecki "Als Jakob Erwachte" 7:27
11 Witold Lutoslawski "Novelette Conclusion" (excerpt) /Joey Altruda "Lisa" (edit) 3:42
12 Beck "Black Tambourine" (film version) 2:47
13 David Lynch "Mansion Theme" 2:18
14 David Lynch "Walkin' on the Sky" 4:04
15 David Lynch / Marek Zebrowski "Polish Night Music No. 1" 4:18
16 David Lynch / Chrysta Bell "Polish Poem" 5:55
17 Nina Simone "Sinnerman" (edit) 6:40

うーむ、しかし、米アマゾンでは「インランド・エンパイア」のDVDが$19.99で売ってんだよねえ。昨今よくあることではあるが、 CDとDVDで値段が$2しか違わんというのは、どーしたもんか(笑)。

9/5追記: 日アマゾンでも予約受付が始まりました。税込\2,052也。

9/14追記:税込¥2,375也にいつの間にかなっとりました。にしても、まだ日アマゾンから出荷のお知らせが届きません。がんばれ、日アマゾン(笑)。

9/18追記: やっとこさで日アマゾンから発送通知が来ました。ふう。

2007年7月 3日 (火)

オペラ版「ロストハイウェイ」が観たい

何年か前、オーストリアの作曲家であるオルガ・ノイヴィルト(Olga Neuwirth)がデイヴィッド・リンチの「ロストハイウェイ」をオペラ化するというので評判になったことがあった。リンチとバリー・ギフォードが許可をおろす際、版権使用料等を要求しなかったというのも、そのとき一緒に流れたいい話。

このオペラ、正確にいうと、2003年の10月31日、オーストリアのグラーツ(Graz)で開催されたSteirischer Herbst Festival of New Musicという音楽祭での上演が初演。そのときの報道ではニューヨークでの公演もあるようなことが伝えられていたのだが、その後、音沙汰がない。ありゃ、どーなったんだろうと思っていたら、今年の2月になってようやく実現したらしい。

さて、あの作品がどんなふうにオペラになっているのか興味津々だが、実物を観たわけではないので、そこらへんはなんともはや。とりあえず、ニューヨークでの公演に関する記事は、あっちとかそっちとかこっちとかどっちとか。

LostHighwayop_5

えーと、表現派演劇というか「カリガリ博士」というか、思いっきりセットが傾いてますけど(笑)。

リンチがこのニューヨークでの公演を観たのかどうか定かではないのだが、バリー・ギフォードのほうはオープニング・パーティにも出席し、オペラ化を喜んでいる旨の発言をするとともに「ノイヴィルトの音楽は映画の精神と完全に合致している」というコメントを残している。

ま、音楽に関しても実際に自分で聞いたわけではないんで、ナントモかんとも。記事によると、オーケストラによる生演奏は当然ながら、録音された多ジャンルの音楽が流れるわ、果てはラジオをチューニングするときのノイズが混じるわ……といった具合に、映画同様にこちら側の混乱を誘うようなものではあるみたいなのだが。

「私は曲の構成をいきなり変えるのが好きだ。(自分の曲には)簡単に聞きとれるような主題は決して存在しない。(中略)リンチの作品では、登場人物が現れ、また姿を消すことがある。それがなぜか、すぐにはわからない。私はそれを音楽でやろうとしているのだ」というのがノイヴィルト本人のコメント。

「ミステリーマンがテノールでカウンター・パートを唄う」ってのは、なんかよくわからんが、とりあえず血沸き肉踊るぞ(笑)。しかし、 dugpa.comの掲示板ではボロクソに酷評されてんだよねえ。うーん、やっぱ、自分の目で観てみないことにはよくワカランわ、こりゃ(笑)。

来年の4月にはロンドンでも上演するみたいだけど、さすがに日本じゃやらんだろうし……とか考えてたら、 なんとこのオペラのCDが出てしまった。レーベルはKairos、仕様がHybrid SACDということで値段が張るのがちょいアレだけど、日アマゾンでも注文可。

losthighwayop_cd

うはは、さーて買ったもんかどーか、現在お悩み中(笑)。

最近のトラックバック