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2009年2月 4日 (水)

そうだ、死体とリンチに聞いてみよう

本日のdugpa.comネタ。

ブラジルの監督ダビ・デ・オリヴィエラ・ピンへイロ(Davi de Oliveira Pinheiro)によるweb発表の5話短編シリーズ「Boundaries of Thought: THINK TANK」の最終話「THE SOUL DETECTIVE」に、ディヴィッド・リンチがご出演中でございます。

死者に残っている「想念」を聞くことができる「探偵」が主人公。打ち捨てられた客車の中に横たわる男の死体の「記憶」を聞き取っている探偵のエピソードのところどころに、リンチの語りが入る形で作品は展開されます。リンチが語っているのは、アイデアを得て、さまざまな断片が集まるが、最終的にすべてが揃うまで何がどうなるかわからない、というよーなこと。そして、死体は「この場所で撮られた二つの映画のこと」について語りはじめるという趣向。監督いわく、「ある意見が、どのようにもともととは完全に異なったフィクションとなり得るか」だそーで、ああ、そーゆーことね、なるほど。最後にリンチが語る「人間は探偵のようなものだ。世界を目にすれば、そこにはさまざまな手掛かりが存在している。そして、我々はいろいろなことを不思議に思う (Human being are like detectives. And when we see our world, and there are clues in the world. And we wonder about things)」という言葉が作品タイトルにつながっているよーであります。

このピンヘイロさん、ブラジル初のゾンビ映画「ビヨンド・ザ・グレイブ(Porto dos Mortos)」(2009)を作った方で、予告編を先に作って製作資金を集めたという苦労人でいらっしゃいますよーです。うむ、誰かさんみたいですが、この「Boundaries of Thought: THINK TANK」シリーズもweb発表っちゅーことで、ますますもって誰かさんみたいです(笑)。

ご本人の弁によれば、「『THE SOUL DETECTIVE』は『ビヨンド・ザ・グレイブ』を下敷きにしている。同じアイデアから、まったく新しい成果物を作りたかった。『ビヨンド・ザ・グレイブ』は実験的な要素をまじえた一般作品だが、それをまったく逆にして一般的な要素をまじえた実験的な作品を造ろうとしたんだ。それが『THE SOUL DETECTIVE』だ」とのことであります。んでもって、リンチと一緒に仕事して、どーだった? という質問には「彼のファンとしては楽しい時間だった。だが、映画監督として、短編作品作法についていろいろと聞けた」とのことでありました。

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