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2007年8月21日 (火)

「インランド・エンパイア」を観た(2回目) (7)

雑感めいたことなど。

まずは、海外の関連掲示板で拾った小ネタ。「インランド・エンパイア」に登場する「47」という数字について。実はこのようなサイトが存在する。

このサイトによれば、人間が何の法則性もないランダムな数字を決めなければならないとき、もっとも思いつく頻度が高いのが「47」という数字であるらしい。その真偽のほどは定かでないし(日本では「ウソのごさんぱち(5・3・8)」っていうし)、リンチがこれを踏まえたのかどうかも不明だ。だが、もしこの説に従うとすれば、「47」という数字はなんら特殊な意味をもたない「一般性」を表していることにならないだろうか。「スミシーの家」に続く、もうひとつの「匿名性」である。

つまり、作中に出てくる映画のタイトル「47」は、「どの映画でもなく、同時にどの映画でもあり得る」ということだ。転じて、「映画全般を指すタイトルである」という言い方もできるかもしれない。あえて限定するとすれば「製作が中断された映画全般」ということになるが、となると「クィーン・ケリー」がそこに含まれるのは当然だし、リンチ自身の「ロニー・ロケット」もそれに連なるのだろう。

また、扉に「47」という番号のついた部屋も、「匿名性」という点で「スミシーの家」と同義であるといえる。そう考えると、この二つの部屋がつながっていることには何の不思議もない。もともと、このような「なんらかの意味で同義の場所がつながる」という表現は、リンチ作品によくみられる。「ロストハイウェイ」における、「アンディの家の2階」が「ロストハイウェイ・ホテル」に変貌するシーンがその好例だ。

ところで、冒頭に挙げたサイトでは、日常における「47」という数値の目撃例を募集している。面白そうなので、自分も注意して捜してみようと思っているのだけど、日本でも見つかるかどうか。

(まだ続く……のか?)

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