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2007年6月28日 (木)

その名は「フィルム・ノワール財団」

「フィルム・ノワールのことなど (2)」で触れたフィルム・ノワール財団(Film Noir Foundation)だが、そこの公式ページで登録しておくとイベントの案内とかのお知らせメールを送ってくれたりする。まあ、たいがいそうしたイベントは北米での開催なのでホイホイと参加するわけにもいかないんだけど、上映予定の作品の紹介記事なんかは面白く読ませていただいている。まことに有り難いかぎりで、サン・フランシスコ方面には足を向けて……なんか、こればっかだな(笑)。

Fnf_logo_gry1204

FNFに会員登録して会費を払うと、「Noir City Centinel」というMailベースの機関紙が読めるようになるのだが、フィルム・ノワール好きには興味深い記事がいろいろ掲載されていて、これがまた非常に面白い。会費の額には何ランクかあって選べるようになっており、高額になればなるほどいろんな特典(FNF主催で毎年開催されている「Noir City」という映画祭の無料パス等)が貰えるようになっている。

そして、そうして集められた会費は、フィルム・ノワール関連作品のフィルムの発掘や復元作業にかかる費用として使われるという仕組みだ。復元されたフィルムは、協力体制にある何箇所かのアーカイヴに引き渡されて保管され、協会主催のイベントをはじめとする各種上映会で上映される。そうして復元された素材を使って、ソフト会社でDVD化された作品もある。

昔の映画フィルムの発掘・復元を目的として活動している非営利団体は、国内外、民間・公立を問わずいくつもあるのだが、対象をフィルム・ノワール関連作品に限っているところがユニークといえばユニークだ。他の映画ジャンルにおいても活発に活動をしている団体はあるようだけど、フィルムの復元・保管まで視野に入れて活動しているところがあるかどうかは、不勉強にして知らない。

いずれにせよ、自分たちが観たい作品のフィルムは、企業や公的機関に頼るだけでなく、自分たちでなんとかしてしまおうという姿勢が思いっきりポジティヴだ。手をつかねているうちに永遠に失われてしまうフィルムが出ることは確実なわけで、後世にその作品を残すためにも貴重な活動をしているのは間違いない。

思いっきりFNFの宣伝めいたことを書いてしまったけど、ワタシは関係者ではありません(笑)。というのはともかく、関心のある向きは、ぜひ一度公式ページを覗いてみてくださいませ。

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